震える弦が謳う歌
政宗→元就←幸村な三角関係状態から始まる現代+学園パラレル。全体的にシリアス、時々ほのぼの。
一応最終的にはダテナリになりますが、政宗と幸村の友情が主軸です。
1/28:連載用ページを作りました。
1話と2話をこちらに移動、拍手に掲載していた分が3〜4話、新規が5話からです。
■震える弦が謳う歌
1:自分は幸村のことを知らない。 元就のことも、知らない。
2:「なあ幸村、放課後空いているか?」
3:すぐに、見なければよかったと後悔したのだけれど。
4:歌うという行為はこれほどまでに心を軽くしてくれる。
5:――あんなに苦しそうな幸村の姿を見たのでさえ、初めてだった。
※簡単な設定補足
・政宗(高校生・帰宅部)
ヴァイオリニスト。実家は旧家だが現在は片倉家に居候中。人見知り。
・幸村(政宗と同じ組・運動部)
ヴァイオリニストで政宗の親友。滅多に大声を出さない。真面目で正直者。
・元就(高校の司書)
大概図書室に引き篭もり。最近は元親に入り浸れられている。
・元親(政宗の隣の組・留年中)
舎弟も友人も沢山いる。単位取得のため図書室や保健室でよく勉強している。
・小十郎(高校教師)
政宗の元世話係で今は楽器の先生。実家は音楽教室。担当は文系。
・光秀(保険医)
保健室を近寄りがたい一室にしている張本人。学校と病院を行き来している。
・慶次(元親と同じ組)
元親と同じく交友関係が広い。能天気に見えるが結構気配りがきく。
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